試験

配電制御システム検査技能審査試験

配電制御システム検査技能審査試験は、配電盤類の検査業務に従事する技術者の知識及び技能の程度を審査証明し、当該技術者の職業能力の向上と社会的経済的地位の向上に役立てることことを目的として、社団法人日本配電制御システム工業会が、平成7年10月(7月3日制度創設)からを実施しています。
試験には1級、2級の区分があり、それぞれが学科試験および実技試験によって実施され、その両方に合格した者には、それぞれの級の「配電制御システム検査技士」の称号が与えられます。
受験料は学科が5000円、実技が25,000円で、試験は毎年、7月に公示され7月から8月にかけて申請を受付け、原則として10月の第3土曜日に全国8支部所在地で実施されます。

 

技能検定試験

検定職種名(作業名) 
級別 
前期実施職種 
後期実施職種 
電気機器組立て  特級 

    ○ 
電気機器組立て(配電盤・制御盤組立て) 
1・2級 
    ○ 

電子機器組立て  特級 

    ○ 
電子機器組立て(電子機器組立て) 
1・2・3級 
    ○ 

電気製図(配電盤・制御盤製図作業)  
1・2・3級 

    ○ 
電気機器組立て(シーケンス制御作業)  1・2級 

    ○ 

 

 

特級技能検定

「特級技能検定の概要」

1.特級が対象とする職業能力          
 昭和63年度後期より創設された特級技能検定が対象とする職業能力は、上級の技能労働者が現場経験を積み重ねることにより、関連する周辺の技能を習得し、職場における作業の進行に責任をもって当たり、後進の指導を行ういわゆる生産現場における管理、監督者の職場に関する管理的技能です。従って、特級は、1級の上位に位置付けられます。     
2.特級の職種区分
 特級は1・2級と同じ職種ごとに設けられますが、職種内の作業区分はありません。
 当業界における受検対象職種として「電気機器組立て」、「電子機器組立て」等が実施されます。
3.試験の程度
 特級の試験の程度は、職種ごとの管理者又は監督者が通常有すべき技能の程度です。これは、いわゆる生産現場の第一線の管理・監督者に求められる職業能力(管理的技能)ということです。
4.受検資格
 特級の受検資格は、1級の技能検定に合格した方で、その後5年以上の(同一職種の)実務経験が必要です。
5.試験の内容
 試験の方法
  特級技能検定試験は、学科試験及び実技試験により実 施されます。
 イ.学科試験
    試験は、マークシート方式。出題形式は、多肢択一法による問題形式で行います。
 ロ.実技試験
    実技試験は、要素試験とペーパーテストにより実施されます。
    要素試験は、ビデオ映像を見て、作業指導に関するTWI-JI「仕事の教え方」、TWI-JM「改善の
    仕方」及びTWI-JR「人の扱い方」について行われます。
    ペーパーテストは、工程管理、作業管理、品質管理、原価管理、安全衛生管理及び設備管理について行われます。

「実施日程」

1. 実施公示-------毎年9月上旬
2. 受検申請受付-----毎年10月上旬
3. 実技試験問題公表---毎年11月下旬
4. 実技試験実施-----毎年2月
5. 学科試験実施-----毎年2月
6. 合格発表-------毎年3月下旬

 

電気機器組立て「配電盤・制御盤組立て作業」1級・2級

「実施日程」

1. 実施公示-------毎年3月上旬
2. 受検申請受付-----毎年4月上旬 
3. 実技試験問題公表---毎年6月上旬
4. 実技試験実施-----毎年8月下旬~9月上旬
5. 学科試験実施-----毎年9月上旬
6. 合格発表-------毎年10月上旬

「学科試験」

1. マークシート方式により実施されます。
2. 出題形式は「真偽法」+「多肢択一法」の併用。
  

「実技試験」

1. 毎年6月上旬に公表されます。
2. 東京支部で受検される方には、7月中旬に受験票、実技課題、注意事項等を会社宛に郵送します。
   

 

電気製図「配電盤・制御盤製図作業」1級・2級

「実施日程」

1.実施公示-------毎年9月上旬
2.受験申請受付-----毎年9月下旬~10月上旬
3.実技試験問題公表---毎年12月上旬
4.実技試験実施-----毎年1月~2月上旬
5.学科試験実施-----毎年1月~2月中旬
6.合格発表-------毎年3月  

「学科試験」

1.マークシート方式により実施されます。
2.出願形式は「真偽法」+「多肢択一法」の併用で行われます。
  

「実技試験」

1.作業試験により行われます。
2.課題は毎年12月上旬に公開されます。
  

 

電気機器組立て「シーケンス制御作業」1級・2級

「実施日程」

1.実施公示-------毎年9月上旬
2.受験申請受付-----毎年9月下旬~10月上旬
3.実技試験問題公表---毎年12月上旬
4.実技試験実施-----毎年1月~2月上旬
5.学科試験実施-----毎年1月~2月中旬
6.合格発表-------毎年3月

「学科試験」

1.マークシート方式により実施されます。
2.出願形式は「真偽法」+「多肢択一法」の併用で行われます。

「実技試験」

1.作業試験とペーパーテストにより行われます。
2.課題は毎年12月上旬に公開されます。